2016年1月1日施行の改正祝日法で、8月11日が『山の日』として新設されました。そこで、今年の当事務所の社員旅行は、私、望月の出身地でもある静岡…富士山一周世界遺産巡りに行ってまいりました。
日本を象徴する国内最高峰の富士山(3776m)が、2013年6月26日カンボジアの首都プノンペンで開催された世界遺産委員会で、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。正式名称は、『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』です。これで、日本の世界文化遺産は13件となり、4件の自然遺産と合わせて、日本の世界遺産登録は合計17件となりました。
富士山の世界遺産の対象となった構成資産は、山頂の信仰遺跡群や富士五湖や富士山から45キロ離れた三保の松原などを含む25件です。今回の社員旅行で訪れた世界遺産は、『富士山本宮浅間神社』『白糸ノ滝』『本栖湖』『忍野八海』『河口湖』『三保の松原』の6ヶ所です。また、昭和4年に文部省の天然記念物に指定された青木ヶ原樹海の入り口に位置する『鳴沢氷穴』『富岳風穴』も訪ねました。いずれの場所もパワースポットと言われるだけあり、富士山が古来より信仰されているという大自然の荘厳さを肌で感じました。白糸ノ滝では、大人の我々も川に足を入れ、束の間の川遊びを楽しみました。鳴沢氷穴・富岳風穴の洞窟内は平均気温が3度で、夏でも氷が解けない天然の冷蔵庫です。凍えそうになりながら、幻想的な洞窟内の探検もしました。また、時之栖でセグウェイにも初チャレンジしました。スピードを出す為に前傾姿勢になり体重移動で進む不思議さ…バランスをとるのが大変かと思いましたがすぐに慣れ、風が心地良かったです。
9月2日〜4日の3日間の旅行で、幸いお天気には恵まれましたが、富士山は4日の午前6時頃に一度だけはっきり見えただけでした。富士山なんてお天気さえ良ければ、そこに見えると思っていましたが、晴天でも富士山だけは雲の中。富士山は独立峰であり日本一の高峰で、駿河湾からの湿った空気がぶつかり、雲が発生する為だそうです。ですので、暑い時期は海水の蒸発量も増え、富士山が全く見えない日が多くなるそうです。ひと時でも、このような全景を見ることが出来たのは本当に幸運だと思います。富士山のご利益・パワーを受け、所員一同これから邁進してまいります。
皆さまも、機会があれば是非世界遺産となった日本一の富士山へ足を運んでみてはいかがでしょうか
毎月、職員達が交代でつれづれなるままに綴っております。