9月になると気温も涼しくなり、秋の気配を感じます。
皆さん、この夏はどのようにお過ごしましたか。我が家では、海水浴に一回も行ったことが無かったので、京都の久美浜に泊まりに行きました。小学5年生の次男がシュノーケルをつけて楽しんでいました。
この半年で、かなり生活スタイルが変わりました。長男は今春から高校生になり、家に帰るなり「めちゃくちゃ楽しい。」と言っています。高校でも水泳部に属し、大会に出ています。学校行事も多く、体育祭、水泳訓練(2泊3日)、大学見学会(1泊2日)等参加できるものはすべて参加しています。子どもの高校生活の話を聞くたびに、「青春しているなぁ」と思うと同時に自分の高校時代の頃を思い出します。
私が高校生の頃は、ちょうど昭和から平成に変わる時代でした。第2次ベビーブームで人数も約200万人でした。(参考:今の高校1年生は約109万人。)
1987(昭和62年)年に入学してすぐに応援団が校歌や応援歌を指導してくれましたが、ここで覚えなければ怒られる状態でした。今となっては校歌を覚えることによって、私の行っていた高校に誇りが持てて良かったと思っています。
高校では陸上部に属し、学校内での合宿・伊豆へ合宿・BBQ・キャンプ等行いました。
1988(昭和63年)年は、ソウルオリンピックの男子100m走。カール・ルイスとベン・ジョンソンのどちらが早くゴールするかを視聴覚室のTVを見て興奮しました。その4年前のロサンゼルスオリンピックでカール・ルイスは4冠(100m、200m、幅跳び、400mリレー)を達していたので関心度はかなり高かったです。
1989(平成元年)年は、昭和天皇が崩御され、時代は平成へ。またこの年の12月の大納会では、日経平均株価が38,957円をつけて日本の景気は最高でした。この時代はボーリングやプールバーによく行きました。カラオケボックス(荷物のコンテナ)もこの頃に広がってきました。よく利用しましたが、密室のため学校からカラオケボックスには行かないようにとの通知がありした。
1990(平成2年)年1月から共通1次試験からセンター試験に変わりました。
その当時はおおらかな雰囲気でした。大会の打ち上げでは、普通に居酒屋にいってお酒も飲んでいました。(制服でなければ、その当時は割と寛容でした。本当にゆるゆるでした。)
今は、スマートフォンで検索して調べたり、現地点を把握したりすることが出来ます。
学ぼうと思えば、パソコンで「ただよび」や教育系ユーチューブを無料で聞くことも出来ます。
「井の中の蛙、大海をしらず」
自分が高校生のころは、周りに支えられているという思いはあまり持てなかったです。その状況が普通だと思っていたからです。親に感謝の気持ちを持ち恵まれた環境であることを理解する。(大学の学費を出してもらうことはそれだけで恵まれています。学費はアルバイトで捻出している先輩もいました。)このことを理解するのは、社会人にならないとなかなか分からないものです。子供には、人に感謝する心をもって欲しいものです。
毎月、職員達が交代でつれづれなるままに綴っております。