iPhoneといえば、アップル社の携帯電話ですが、今年はそのアップル社にとって大きな出来事が二つありました。
一つは、時価総額が8月に世界一になったこと。やはりiPhoneとiPadのここ1年の躍進がすごかったため、株価にも反映されました。もう一つは、8月にカリスマであったスティーブ・ジョブス氏が健康問題でCEOを退任し、10月5日に亡くなりました。私がこの世界で人気がある携帯電話のiPhone3GSを持って、今年の9月で2年が過ぎました。
私がiPhoneを意識し購入するきっかけとなったのは、2年半前(平成20年3月)、上司に読書命令で指定されて読んだ勝間和代氏の「効率が10倍アップする新・知的生産術−自分をグーグル化する方法−」という本でした。特にGメールを保存用として使いこなすことや、GPSやオーディオブックを聞くための音楽機器そしてパソコンとモバイル装置が必要だと書いてあり、色々なお勧め機器が紹介されていました。どれも費用がかかるなぁと思い購入には至りませんでした(なお、この本が書かれた時にはまだ日本にはiPhoneが販売されていませんでした。)が、この本に書いてある中から簡単に出来ることから始めていきました。
iPhone3GS(販売時期は3Gが平成20年7月、3GSが平成21年6月)が出始めたときには、テレビCMがバンバン流れていました。ちょうどその時使っていた携帯本体の割賦払いも10月で終わる為、購入しようか迷っていたので雑誌を買って研究していました。勉強するうちに勝間氏の本に書いてある生産術が、iPhone一つで用が足りる。そう思うと無性に欲しくなり、自分の小遣いを減らしてでも購入すると妻に言い、8月末に購入しました。
購入後の満足度はものすごく高いです。パソコンと違いiPhoneは立ち上げが速いし、アプリを利用したら天気や交通案内やニュース、地図も見る事ができ、ボイスレコーダーやメモ帳もある。インターネットも出来る。これはすごいと思いました。今後さらにスマートフォンを使う人は増えてくると思います。
私は休みの日に子どもと一緒に遊ぶことが多いので、電車の時刻がわかる「乗換案内」、天気予報「ウェザーニュース」、クーポンが取得できる「マクドナルド公式アプリ」ソフトをよく利用します。子どももiPhoneが大好きでカメラで写真をとったり、ビデオを撮ったり、中に入っている子ども用ソフトで遊んでいます。
ポットキャスト(iPodのようなデジタル音楽プレーヤーに音データを落とし込んで聞く放送番組)は「ラジオ日経 アサカツ!!」「株式会社オトバンクの新刊ラジオ」などを事務所でダウンロードして移動中の車の中で聞いているのですが、2倍速で聞いているので2倍の量を聞くことが出来ます。「ラジオ日経 アサカツ!!」では、25分程の放送で曜日ごとに話す内容が違い、ビジネスの話を中心におこなっています。「新刊ラジオ」では、15分程の放送で新書の紹介をしていて、購入時の参考にしています。なおこの放送内容はインターネットにつながっていればパソコンからも聞くことが出来ますので、皆さまもぜひ一度聞いてみてください。
また、iPhoneでは文字データを落とし込み、画面をめくりながら電子書籍を読むことも出来ます。私も7冊ほど購入していますが、キャンペーンで無料の時期に購入して、実際に料金を払って購入したのは2冊程。将来的には増えていくと思いますが、普及するのはあと2,3年先ではないかと見ています。(あくまでも私見です。)
iPhoneにはまだまだいろいろな機能がありますが、自分にあったやり方で行えばよいと思っています。ちなみに、私はスケージュール管理とTo doリスト管理は手帳で行っています。やってみて思ったことは、紙ベースの方がすぐに記入することが出来ること。チェックしやすいことです。
10月14日にiPhone4Sが販売されました。購入したいと思っているので、妻を説得中です。
望月 貴之
毎月、職員達が交代でつれづれなるままに綴っております。