柳生兵庫
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
光陰矢のごとし、と言われますが1年経つたびに本当に時間が過ぎてゆくのが早く感じます。この諺の教訓に習い、今年は日々無為に過ごすのではなく出来る限り毎日自分が何を成し遂げたのかという爪痕を残すよう「日記を毎日つける」というのが私の今年の抱負です。
さて、皆様は年末年始をどのように過ごされるでしょうか。家族や恋人と大晦日から初詣へ行く、家でのんびり過ごす、海外で過ごされる方もいらっしゃるでしょう。いろんな方がいらっしゃると思いますが、実は私は年末年始に毎年一風変わったことにチャレンジをしています。というのは、海外の年末年始における変わった風習を体験してみることです。
日本では大晦日に多くのお寺で108回の鐘が鳴らされています。ご存知の通り、除夜の鐘です。諸説ありますが除夜の鐘は、苦しみや悩みを断ち切る力が宿るとされる鐘の音を一年の最後の日である除日の夜に皆に聞かせることで煩悩を祓い解脱を促すというものです。
一方海外ではどのようなことが行われているのかを簡単に紹介しましょう。
@1日に7回食事をする(エストニア)
A派手な色のパンツをはく(ブラジル・メキシコ等)
B使わない皿をためておいて割る(デンマーク)
Cバケツの水をかぶる(プエルトリコ)
D顔写真を燃やす(エクアドル)
Eドット柄を着る(フィリピン)
F1人ディナー(ドイツ)
G床にアイスクリームを落とす(スイス)
H牛のことを忘れない(ベルギー)
I1日中スーツケースを持ち運ぶ(コロンビア)
J動物にささやく(ルーマニア)
K壁にパンを叩きつける(アイルランド)
Lブドウを12粒食べる(スペイン)・・・などなど。
調べだすとまだまだ出てきてキリがありません。上でも述べましたが、私は毎年一人でこっそりとこれらの中の1つにチャレンジしています。昨年はB使わない皿をためて割る(デンマーク)に挑戦し、掃除が大変だったのを覚えています。
また、ただ単に行動を真似ているだけではありません。私はこのチャレンジを行う際に自分に設けているルールが1つあります。それはこの行為を行う意味、その国の風土、主な食べ物、作物、言語、宗教、国民の気質などの歴史的背景を調べてから行うということです。調べた結果、理解できず、「まあこの国の人はそう思うんだろう!」と済ますこともありますが、この調査段階が一番楽しく、このチャレンジの醍醐味といっても過言ではありません。
今年はこの原稿を書いている段階では何をするかはまだ決めていませんが、今年は全体的に運動不足でしたので少し体を動かす部類のものにチャレンジをしたいと思います。皆様の中にもこの記事を読まれて、自分も是非やってみたいという方がいましたら是非ご連絡ください。
最後に、私がこの事務所で働かせていただいてからもうすぐ1年になろうとしています。初めての社会人ということもあり、知らないことばかりで周りの方に大変な迷惑をかけていたという印象が残っています。その分、この1年で勉強になったこともここでは書ききれない程あります。今年1年の経験を生かして新年からは全身全霊で周りの方々やお客様の助力になるよう努めたいと思います。
末筆ながら、新年が皆様にとりまして、良い1年になりますよう心からお祈り申し上げます。