九月というのに残暑厳しく、また、新型コロナウイルスへの配慮が欠かせない日々が続いておりますが、皆々様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年から続く新型コロナウイルスの流行に「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」など、外出自粛やイベント・行事の中止、無観客試合… いろいろな対策を取られても一向に収まる気配のないこのコロナ禍。現在も収束の兆しは見えませんが一刻も早く元の生活に戻りたいものです。
自粛ムードでなかなか行けない旅行ですが、気分だけでもとインスタグラムで世界や日本の絶景写真の投稿をフォローしています。日本の風情溢れる風景や和の雰囲気漂う街並み・建物を見ていると心が和みます。写真ではありますが改めて日本の美しさを実感します。いつか足を運んでみたいなと思う所ばかりです。
投稿写真を見るきっかけになったのは、たまたま出てきた銀山温泉の写真でした。
雪の降り積もるレトロな街並みにガス灯がともる、幻想的な風景に目がとまりました。
元々、大正ロマンやレトロな雰囲気が好きなので、ひと目で興味がわき、少し調べました。
山形県尾花沢市の中心部から車で約30分。山道を少し上り、緩やかな坂を下ると間もなく見えてくる小さな谷間にある温泉街。銀山温泉の始まりは、慶長年間(1596〜1615年)といわれています。「銀山」の名前の由来となったのは、江戸時代の初期に栄え、最盛期には日本三大銀山にも数えられた延沢(のべさわ)銀山です。江戸中期になると産出量が落ち、銀山は事実上閉山となりましたが、その後温泉地として栄えるようになったそうです。
周囲を山に囲まれ、大正末期から昭和初期に建てられた木造多層の旅館が、温泉街の中心を流れる銀山川を挟んで立ち並んでいます。まるで昔の日本にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな風景は、いつか訪れてみたい名所の一つです。
インスタグラムの投稿で、もう一つ気になって訪れたい国はギリシャです。
最後に行った海外旅行は2年前に娘と行ったタイ旅行でした。
こんなコロナ禍で非日常的な生活になるとは想像もしていなかった頃で、マスクなしで交通機関や観光客で賑わう街を歩いていたとは今となっては考えられません。
投稿で何気なく見ていた世界の絶景でしたが「この写真いいな」と思うのがいつもギリシャの写真でした。海外の国々は住宅や建物・街並みの色彩が鮮やかで、それだけでお洒落な雰囲気を醸し出しています。
特にギリシャの中でも、サントリーニ島は輝く紺碧のエーゲ海に映える白壁の家並みが印象的で、いまや地中海を代表する景勝地になりました。島の名前は聖イレーネ(サンティレーネ)が、この地で304年に没し、島の守護聖人となったことが由来です。サントリーニ島の中心フィラの街、そしてサントリーニ島を代表する景観が広がるイアの街。いつか行ける日がくるのでしょうか…
このような状況の中で胸を痛めるニュースが多々ありますが、皆さまのご健康と、益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
毎月、職員達が交代でつれづれなるままに綴っております。