高木 成子
昨年末に自宅の固定電話の子機の調子が悪くなってしまって、買い替えようと家電量販店に見に行ったのですが、半導体不足と言う事で発注が出来ませんでした。
先日もう一度訪れてみましたら、発注再開という文言はあったのですが、種類が無い。
ファックスが付いているかどうかの違いぐらいで、3社ぐらいのメーカーさんの名前はあったものの、展示場所も本当に狭い所に数台並べられていました。
その数台も、モニター部分があまりにも大きくて、その横には大きなボタンに迷惑電話撃退の文字が。
登録されている人からの着信は緑色で、登録されていない人からのは赤色でモニターの上部が点滅しているものが多かったです。受話器と言うものではなく傍にいる人が聞けるようにハンズフリーで取るものが多かったです(笑)
店員さんに他の電話機は無いですか?と確認すると「電話ですか?」的な対応でパンフレットを提示されました。
考えたら今は固定の電話など置かないのでしょうねぇ?
まして家庭にファックスなんて不要なのでしょうかねぇ?
考えれば最近は業務においても、顧客から色々なものが写メで送られてきています。
ある程度の量になると、メールに添付していただいています。
公的な届け出書類の電話番号欄も携帯電話番号が可能になったと言うよりも、携帯番号ありきの表示の方が多くなっていますよね。
先日ラジオでも面白い討論をしていました。
休暇連絡を電話でするか?ラインでするか?
電話派の言い分は、「そういう事はきちんと上司に直接連絡をするのが当たり前」
ライン派は、「連絡しないといけない人は大抵グループになっているので、一度に連絡が出来る。上司の時間を取らなくて済む」
年代で分かれるのではなく、それぞれの考え方で分かれていました。
今のコロナ禍の中で日常生活が急激に変化したと感じるのは、仮想空間における世界かと思います。
2年も経つと、打合せや会議・報告や意見交換など違和感なく事が流れて行ってますよね。
この先、どんな世界で私たちは生活をしていくのでしょう。
何が現実で、何がバーチャルなのか分からないような気がします。
コロナが収まってどのような業種が残るのでしょう。
きっと、残るだけでなく何らかの進化をし、新しい形も加わり、また日常となっていくのでしょうねぇ。
でも、やはり私はまた、みんなで集まってお酒を飲みながら馬鹿な話をしたいなぁって思いますね。