子どもがこの春に1歳児のクラスに進級し、環境が変わったことや気候の変化がおおきかったためにすぐに風邪をひいて4月の前半は1週間ほど保育所を休みました。そのためか、自分も風邪をひき、病院にいって点滴をうってもらいましたがなかなか良くなりませんでした。そんな悪い状態のまま仕事をしてきましたが、4月23日(水)の早朝から、急にお腹が痛くなり、せきはどんどんひどくなり熱も出て調子が悪くなり、ついに救急車を呼びました。
子どもは、救急車を見るのがとても好きで、近くで見ることが出来てうれしがっていましたが。(今でも救急車を見ると、ときどき「パパ」と言います)
さて、入院は本人も大変ですが、周りも大変になります。嫁は会社を早退や遅刻しなければならないわけで、また子どもを一人で面倒をみなければならなくなります。
今回は水曜日から土曜日までの4日間の入院でしたが、感想としては、まさか自分が入院するとは思ってもいなかった。(入院とはそんなものですね。) 当初2日で退院する予定でした、初日に点滴をしても熱が下がらなくて2日目の夕方に熱が引いたため、先生の休診日にもあたったため4日間の入院になりました。一度も病院食を食べずにひたすら点滴でした。そのため2kg痩せました。
時間がたっぷりあったので、毎日新聞を読み(本当は日経新聞を読みたかったのですが販売されていなかったので)印象に残った記事を2点ほど
○硫化水素の自殺
5月16日に発表された内閣府の調査で、「本気で自殺をしたいと考えたことがある」と答えた人は約2割。年齢別では30歳代が最も多く約3割。男女別では、男性が16.3% 女性が21.9%
私も30歳代ですが、本気では自殺を考えたことはありません。この統計からいくともし親友が10名いたら2名は自殺を本気で考えたことがあることになります。ただ「類は友を呼ぶ」という言葉があるようにそのような人にはそのような人が集まる。政府は、この自殺者を減らすように対策を行っているので少し期待をしたいです。
男性では20歳から44歳までの死因原因の一位は自殺が一番多いです。年間3万人以上が亡くなります。ちなみに交通事故は1万人を割って8千人。がんが死因原因の一位になるのは45歳からです。
○携帯の普及 小学校で平均30%(高学年になればなるほど上がる)
昔は、固定電話しかなくて友達や彼女に電話するときに誰が出るか分からなくて電話をかけるのにやたら緊張したこと、また電話がコードレスでないと家族に話の内容が聞かれてしまうこと。あと、待ち合わせに遅れるときに連絡が取れなくてどうしようかと思ったことなどありましたが、今の時代ですとそのような経験もなくなるでしょう。逆にいつでも連絡が取れるのが当たり前になり、逆に待つことができない子が多くなるのだろうと思います。
今回は入院をしたので気になった記事をもうひとつ
4月27日の日経新聞に載っていた記事に「一般病床」に入院した場合は、1日の入院期間は平均で何日程度だと思いますか?そんな記事が載っていました。
(1)19日程度 (2)35日程度 (3)40日程度
答え・・・(1)の19日程度
20年前の一般病床の入院期間の平均が40日程度でした。それを考えればだいぶ短くなりました。35日程度は、慢性的な病気の療養病床などを合わせた平均入院日数です。入院の基本料金(1日あたりの宿泊料金:医師の診察料や看護師の介護料を含めたサービス全体の料金)は国が診療報酬の点数を定めているために決まっています。短い入院期間で退院できる病気の患者さんを対象とした「一般病棟」と慢性的な病気で長期間入院を必要とする「療養病棟」に分かれます。この診療報酬は2年に1回の改正が行われます。
今回、医療保険は短期特約入院保険をつけていたので1泊2日から給付金が出るタイプで良かったです。以前の定期保険に附加していた入院保険では、入院5日目から支給という保険が多かったです。
自己負担が高額になると、「高額療養費制度」により自己負担額には定められた上限があります。一般的な人は、月8万100円と考えてよいでしょう。
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平成20年 6月 『入院して思うこと 季節の変わり目には』
CFP 望月貴之
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