「鬼は外 福は内」皆さんは節分に豆まきをされましたか?
前号で代表の福田が書いていましたように、節分は「家の奥から玄関に向かって邪鬼を追い払うために豆まきをし、その後で、豆を数え年の数だけ食べること」で体に福を取込み、1年を健康に過ごせることを願う行事です。私は巻きずしを作るのに専念してしまい、うっかり忘れてしまいました。
しかし、福を呼び込む方法はあります。「笑う門には福来る」・・・笑うことです。実際に笑わなくても、ただ口角を上げて笑顔を作るだけでいいのです。例えば、つらい仕事をしている時に実際に笑わなくても、辛い表情をせずに、ただ口角を上げて笑顔を作り「あたかも楽しそうにふるまう」ことで脳が楽しいと錯覚して仕事が本当につらくなくなり楽しくなるとともに、幸せホルモンとよばれるセロトニンが分泌されます。そして幸せな気持ち、楽しい気持ちになる。これは脳科学においても効果が実証されていて「as if(アズイフ) の法則」といわれています。as ifとは「あたかも〜のように振る舞う」という意味です。つまり、あたかも楽しいように笑っているだけで幸せになれるのです!
嬉しいことに口角を上げる事には、ほうれい線を作りにくくし、老け顔を防ぐ効果もあります。そして、セロトニンというホルモン体は、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与し、不足するとやる気・集中力・脳機能の低下・物忘れの増加を引き起こします。「笑う門には福来る」というのは実は理にかなったことだったのです。
見た目の影響が自身の精神にも大きく影響しますので、行動だけではなく、見た目や服装などを真似するのも効果的です。「なりたい自分の姿を描き、先にその姿になってしまうと思考や心理は後からついてくる」や「乗り気でない外出や家事・勉強を、とりあえず行動にうつすと意外と楽しかったり、はかどる」や「何か新しいことを始める時に良い道具をそろえると良い」ということも「as ifの法則」の考えに基づいているのかもしれません。
たくさんの効果があるこの「as ifの法則」を皆様も実践してみてはいかがでしょうか。
「笑う門には福来る」・・『門』とは「家庭」や「家」を表していて「いつも笑いが絶えない家庭には、幸運が訪れる」という意味のことわざです。
今、事務所では確定申告という一大イベントの真っただ中。忙しく大変でも、幸運にあふれた家・事務所になるように、笑顔で頑張りたいと思います。
毎月、職員達が交代でつれづれなるままに綴っております。