気候が良くなり、運動会やハイキング・ゴルフ等屋外で活動する事が増えてきました。
スポーツでは、プロ野球の日本シリーズが開催されました。今年は、セリーグでは25年ぶり優勝の広島とパリーグの日本ハムとの対戦になります。見どころとしては、日本シリーズを最後に引退する広島の黒田投手と、CSシリーズで日本最速の165キロの大谷選手の投打にわたる活躍が期待されています。この事務所ニュースがお手元に届く頃には勝敗は決していると思います。
また、シーズンが終わると、ドラフト会議があり、新たにプロに入る選手もいれば、その分だけ引退や自由契約になる選手もいるわけですね。これは球団経営を考える上で、選手の数は年棒の管理の重要なポイントになると思います。
ネット情報では、現在のプロ野球選手の公式人数は840人です。セリーグ6チーム・パリーグ6チームで球団1チーム70人の選手を保有しています。その他の育成選手保有数は1チーム約20人くらいです。つまり球団1チーム約80人〜90人保有していることになります。
プロ選手が貰っている収入等について調べてみました。
プロ野球選手の契約の種類
・契約の種類は複数
・インセンティブ契約
・ドラフトで選手契約
・育成選手になって将来的に契約
ドラフトの登録人数は毎年70人〜80人
統一契約書があり、新人選手の年俸は1500万円の上限の制限がある。
プロ野球選手の平均年収
・1年間の年俸契約で、多くの野球選手がインセンティブ契約をする。
・1軍登録選手平均:約3000万円〜4000万円。
・プロ野球選手全体:約1500万円前後。
・活躍する選手は、11月の契約更新時に年俸が跳ね上がる。
・トップ選手は億の収入(年俸)を獲得している。
・その他(CM,TV,雑誌、取材など)多額な副収入が入る。
上記の様に、プロ全体での年棒は1500万円ですので、選手生命を考えると決して高くないように思います。
また、選手は個人事業主に該当しますので、毎年確定申告をしなければなりません。必要経費になるのは、トレーニングのための道具や、トレーナーの費用等、移動のために高級車に乗るのも節税なのかなと思います。しかし、高額な年棒を貰っている選手は、その約半分は税金として払っていると思われます。また、年棒が増加する選手は税負担に耐えられますが、急激に年棒がダウンしたり、現役を引退すると住民税が翌年に課税されることになるので資金繰りが大変でしょうね。
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