早いもので盆休みが過ぎますと今年も4ヶ月余りとなります。来年の4月30日には平成天皇が退位され、平成が終わりとなります。これにより平成30年5月以降の行事は平成最後の行事となります。
天皇陛下は現在84歳で、誕生日の12月23日には85歳になられます。55歳で即位され、平成28年に生前退位の意思を示され、85歳までの30年間在位されます。譲位された後は上皇となられるそうです。
新元号は皇太子が新天皇に即位される5月1日の少なくとも1か月前までに発表されるそうです。元号は1979年に成立した元号法によって定まられているそうです。
新元号には、下記条件があるそうです。
・国民の理想としてふさわしいこと
・漢字2文字であること
・中国の元号と同じでないこと
・アルファベットの頭文字がM・T・S・H以外
であること
元号法では第1項元号は政令で定める。第2項元号は皇位継承があった場合に限り改めるとなっています。
皇室典範では、皇位継承は天皇が崩御した時と定められており、終身皇位でなければならないということです。今回の生前退位は特別法によるところですが、高齢で多くの公務をこなすのが大変なので70歳位で生前退位する恒久法に変更してはと思います。
来年の4月30日は退位の日で、5月1日は即位の日となりますので休日となる予定です。ゴールデンウイークが10連休となるようですね。
元号が変わるということは、我々の仕事上では請求書や領収書等の書類の元号を変更する必要があります。また賞味期限や保存期限を今までは平成で表示していたことが多いとおもいますが、新元号に変更するか西暦で表示する必要があると思います。
昭和から平成になった時は急なことでしたが、今回は生前退位ですので事前に元号が分かり、その対応する時間は少しあると思いますが、想定外ことが色々と起こるかも知れませんね。
これから来年の4月末までは平成最後の行事となります。色々なビジネスの変動があり特需が起こる可能性があると思います。それに備えて対応できるように平成最後の日々を送りましょう。
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