代表社員 福田重実
ゴールデンウイーク如何お過ごしでしたか?私は滋賀県の大津市にある三井寺に参拝しました。5月3日は前日までの雨が上がり良い天気で、境内の新緑がより鮮やかに目に沁みました。
天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山である三井寺(みいでら)は 正式名称を長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といい、 滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有しています。三井寺と呼ばれるようになったのは、天智・天武・持統天皇の三帝の誕生の際に 御産湯に用いられたという霊泉があり「御井の寺」と呼ばれていたものを後に 智証大師円珍が当時の厳義・三部潅頂の法儀に用いたことに由来します。
現在、金堂西側にある「閼伽井屋」から湧き出ている清水が御井そのものとされているそうです。
当日は近江八景のひとつ三井の晩鐘で有名な巨大な梵鐘を吊る鐘楼で鐘を突いて、それから金堂に参拝しました。そこで朱印場があり、無性に朱印を頂きたいと思い、その場で朱印帳を購入し御朱印を頂きました。それまでは朱印に対しては全く興味がなく、年寄りが集めるものだと考えていたのですが、最近若い女性にも人気だそうです。
私は子供達も就職したので、休日の過ごし方を考えていた矢先に、朱印集めに目覚めたようです(これを歳とったと言うのでしょうね。。)
初めての朱印を貰うとき、幾らお支払いしたらいいのか分からないので値段を聞くと300円とのことでした。
御朱印とは、神社仏閣に参拝した証として頂ける、墨書きで書かれた文字に印が捺されたものです。お寺の御朱印は中央にご本尊の名前が書かれるのが一般的です。正に「仏様の分身」であると言えるそうです。
三井寺は西国三十三カ所の十四番目の札所だそうで、先ずは残りの札所を周ろうと思います。