代表社員 福田 重実

 梅雨入りしましたが毎日晴天で今年は空梅雨になるのでしょうか。この時期になりますと多湿や低気圧のために体調を崩す方も多いと思います。今回は、健康について少し考えてみたいと思います。
大辞林で『健康』と同じような言葉で『元気』を調べてみました。

『健康』
@体や心が健やかで、悪いところが無いこと。医学的では単に病気や虚弱でないというだけでなく、肉体的・精神的。
 社会的に調和のとれた良い状態にあることをいう。
A異常があるか無いかという点からみた、体の状態。

『元気』
体に悪いところが無いさま。健康。

『健康』と『元気』は同意語で肯定的な言葉ですね。
先日、健康診断に行きましたが、事前の問診チェック表に書かれていることは、
@食事の取り方 
A酒・たばこの摂取 
B運動の有無 
C睡眠 
D過去の病歴等を問われるものでした。

健康になる方法としてインターネットで調べると「食事」「運動」「ストレス」につて書かれています。
・食事については、油もの・味付けの濃いもの・肉類・甘いもの・酒等をあまり摂らない。
・運動は毎日する。
・ストレスは溜めない。
これらを実行することが健康に良いとされています。

凡人である私は、健康に良いことは分かっていますが、
・早食い
・飲酒
・肉類が好き
・運動は毎日しない
・睡眠時間が5時間程度等、健康になるための行動はしていないような気がします。しかし、ストレスはあまり感じない方なので睡眠は熟睡しています。

一方、徹底的に健康にこだわる方は、良いとされる食材や味付け、サプリメントの活用をされるなどストイックな生活をされています。健康になる活動を楽しんでいるのか修行としてされているのかわかりませんが、私がすれば多分ストレスが溜まって不健康になると思います。
 
人それぞれに健康になるためには、色々と自分自身のやり方はあると思います。一方、病気になる方は、なろうと思って病気になっているわけではありません。しかし、病気の原因は過去の生活習慣から来ているものが少なくありません。特に経営者は常に仕事のことが頭から離れることはなく、それがストレスや睡眠不足になっているようです。また、接待等による偏った食生活や暴飲・喫煙等で不健康な生活を送ってしまいがちになります。それが長年続くと体に蓄積され、体が根を上げて病気になってしまうことが多いようです。

「飲み過ぎや食べ過ぎだから体調が悪い」と自分に言い聞かせますが、問題は「そのような習慣になぜなっているのか」とか、「それをなぜ改善しないのか」を考えないといけないのかも知れません。
 結局、経営者の不健康の元は、ストレスから来る不健康になる行動かも知れませんね。
経営者は責任が重いですので健康に留意する必要があります。年一回は健康診断を受け、体の状態を把握し健康に注意しましょう。健康こそが経営するうえで一番大切であると思います。