代表社員 福田重実
9月21日で税理士法人マークスは創立10年を迎えました。その間、様々な出来事がありました。
2010年の出来事を振り返りますと
民主党の鳩山由紀夫内閣から菅直人内閣へ
当事務所が認定支援機関に認定された時の認定書には、枝野幸男と記載されています。
沖縄・尖閣諸島沖 海上保安庁の巡視船に衝突
中国漁船が、日本領海で巡視船に衝突し、石垣海上保安部は中国人船長を公務執行妨害容
疑で逮捕した。これを受け、中国政府は日中間の閣僚級以上の往来を停止。軍事施設保護法
違反の疑いで大手ゼネコン「フジタ」社員4人が中国当局に拘束され、レアアース(希土類)
の通関手続きが滞った。那覇地検は同25日に船長を処分保留で釈放、「今後の日中関係を
考慮」も理由に挙げた。この時、民主党政権は外交が全く駄目だと感じた方も多かったのでないかと思います。
猛暑
日本列島は梅雨明け以降、広い範囲で猛暑に襲われ岐阜県多治見市で最高気温となる39.4度を観測し、8月の平均気温はほぼ全国で戦後最高を記録し6〜8月の平均気温も平年より1.64度高く、統計を始めた1898年以降で最高。熱中症により高齢者ら多数が死亡した。10年前も今年も同じですね。
口蹄疫により牛豚29万頭を処分
宮崎県で、家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が国内で10年ぶりに発生し、猛威を振るった。4月20日に感染牛が初めて確認され、ウイルスを大量に排出する豚にも感染、県東部の川南町を中心に急拡大した。国は家畜への初のワクチン接種でウイルスを抑制、ブランド牛の種牛を含む牛豚約29万頭が殺処分された。
10年前は牛でしたが現在は新型コロナウイルスで世界中の人間が感染しています。
小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶり帰還
小惑星探査機「はやぶさ」が7年におよぶ宇宙の旅を終えて帰還した。地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」の微粒子の回収に成功し、世界初の快挙を達成した。数々のトラブルを奇跡的に乗り越え、最後は大気圏に突入して燃え尽きた姿は感動を呼び、宇宙への大きな関心を集めました。日本が世界に誇れる宇宙技術で「はやぶさ2」はもうすぐ地球へ帰還する予定です。
主だった政治・経済・気候・外交の出来事を思い出すと歴史は繰り返すといいますが、たった10年前の出来事が再び起きているようです。これからの10年先を見据えて同じようなことが繰り返されることを念頭に、対策や考え方を経営に織り込むことが大事だと思います。