今月は、明治35年創業、今年で111周年、法人設立66期目という歴史ある「株式会社イナモリ」様をご紹介させて頂きます。

滋賀県甲賀市は、もともと米所であった事から、稲作の副産物として、生じる稲わらを利用し、畳床(畳の中にある芯材)を京阪神へ製造・卸を行ってきました。そこから畳の製造と加工を行うようになり、現在では畳の製造・加工に加え、内装・リフォームを請負う会社へと成長発展してきました。

社長の若いころには、乾燥させた稲わらを使用した伝統的な畳床も製作されていましたが、原材料である良質の稲わら不足により、現在では木材のチップ等から作った、新素材を利用したものに変わって来ています。また製造・加工の多くは機械化されていますが、機械では出来ない細やかな作業は、いまでも人の手で行っています。

畳は日本独自の文化で、その期限は奈良時代からだと言われています。畳の性質は日本の気候風土に適した機能を持っており、様々な長所がある、人と環境にやさしい床材です。
例えば、畳一枚の畳表には平均で約4000本のい草が使われており、そのい草の中の構造は蜂の巣のようになっています。そのため、水分の吸収や放出により、湿度を保つ役割を果たしています。その水分の量は500mlにおよびます。畳は自然の除加湿器であるのです。
また、畳表に使われているい草には無数の空洞があり、そこに空気がたまり、熱が伝わりにくいという性質を持っています。そして、一度熱を吸収すると放出しにくいという保温性も併せ持っていますので、畳は部屋の温度を一定に保つ効果があります。
そして畳床を構成する素材には空気を蓄える空洞があり、そこにある空気に音が吸収され音をやわらげます。また、畳床は重量感があり、音を伝えにくくする効果があります。そのため、畳は優れた防音材なのです。
更に、い草には他の素材に比べてアセトアルデヒドや二酸化窒素などの健康に悪影響のある物資を吸着する性質があります。

また、い草には特有の清涼感を感じさせる香りがあり、人の心を落ち着ける鎮静効果があるともいわれています。そして、畳に触れたときの手触りや歩くときの感触も人の心を落ち着かせる効果があります。
柔道などスポーツにも使われる事からわかるように、畳の中には空気が蓄えられているため、ある程度の弾力性を持っています。そのため、小さな子供やお年寄りが転んだときにけがをしにくい効果があります。

その一つにお風呂場でも使う事ができる「洗える畳」があります。この洗える畳は、畳の良い所はそのままに、湿気や水に強くした商品で、一般住宅はもちろんホテルや旅館でよく使われています。また、縁の無い「琉球畳」はマンション等にも普及してきましたし、よりモダンな印象を与える「レザー畳」は、合皮を使用しているので手触りも柔らかく、小さなお子様がいるご家庭にも人気です。

滋賀の本社にはショールームもあります。お近くにいらっしゃった際には是非一度、新しい畳をご覧ください。

【本社ショールーム・工場】
〒520-3435 滋賀県甲賀市甲賀町相模225番地
TEL 0748-88-2036 FAX 0748-88-2039フリーダイヤル 0120-22-8617
【大阪営業所】
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3ヶ月毎にご紹介させて頂きますのでお楽しみに。