今月は、住吉区我孫子にあるやまもと小児歯科様をご紹介致します。
小児歯科らしい楽しげな外観や内装、待合室のインテリアやおもちゃは、院長の山本弘敏先生こだわりのアイデア、デザインです。取材にお伺いした10月下旬、待合室はハロウィーンの飾りつけがいっぱいでした。
ご両親、お兄様、親戚がみな、薬剤師、医師、歯科医師と医療一家だったため、自然と歯科医師を目指すことになっていたという先生は、北海道大学を卒業後、大学医局、兵庫県立こども病院などを経て、平成4年に開業されました。
高校生の頃は勉強だけでなく中華料理店でアルバイトをされていましたが、一生懸命取り組む姿は店主にも認められ、すべての仕事を任されるなど、将来は中華料理の道を進むものだと思われていたそうです。始めたことはなんでも全力で取り組む姿勢は現在も変わらず、忙しい時間の合間を縫って健康のために始めたボクシングですが、今ではボクシングのためにスポーツジムにまで通うという、力の入れようです。
そんな山本先生が一般歯科ではなく、小児歯科を目指された理由は「まずこどもを診ることができてこそ歯科医師だ!」と思ったからだそうですが、いざ取り組んでみると小児歯科は意外と奥が深く難しかったそうです。
痛くない、怖くない治療を心がけ、待合室、診察室、治療、すべてにさまざまな工夫をされています。各治療台には液晶モニターを設置しており、アニメのビデオを見ながら治療が受けられます。
それでも小さいこどもの場合、治療とはわからず、ただ怖いことをされているとしか思っていないため、『信頼を勝ち取ること』が一番難しいのだそうです。
『患者さんとの間に信頼関係を築く』ことをコンセプトに、相互通行のコミュニケーションを何より大切に考えておられる先生は、こどもであっても、ある程度ことばがわかるようになれば、治療についてお話されます。一度、信頼してもらえると関係は固く、今では、患者さんから「大学に合格したよ!」と連絡をもらったり、幼少時からの患者さんが、今度は親となりお子様の治療に来られることがあったり、うれしいことがたくさんあるそうです。
信頼関係を第一に考えておられる先生のもと、スタッフの皆様も笑顔あふれ、明るい雰囲気のなか、いきいきと働いておられました。歯医者嫌いのお子様がいらしたら、是非一度やまもと小児歯科さんへ行ってみて下さい。
(担当:高木)
やまもと小児歯科 様
大阪市住吉区我孫子東2-5-27
地下鉄御堂筋線 あびこ駅より徒歩3分
JR阪和線 我孫子町駅より徒歩7分
TEL・06-6608-5525
ホームページ http://www18.ocn.ne.jp/~e-shika/index.html