早いもので、令和4年も残り1か月となりました。ふるさと納税や贈与を行いたい方は年内までの手続きとなっています。また、会社規模等により加入の制限はありますが、小規模企業共済や倒産防止保険の手続きは、12月20日までを目途にお願いします。
(小規模企業共済や倒産防止保険の新規加入は当事務所で受け付けています。)
iDeCoは年内の手続きは無理ですが、来年の所得控除のために勧めています。私も平成29年から始めています。以前は60歳までしか加入できませんでしたが、今は65歳まで加入することが出来るようになりました。
今年の3月に電子申告をしてみました。(私個人の申告分です。)
今までは国税庁のHPで作成し郵送していました。
マイナポイント第1弾のときに、ポイントを貰えることに引かれて、カードがあれば電子申告が出来るので重い腰を上げてマイナンバーカードを作成しました。申告はスマートフォンでマイナンバーカードと連動してパソコン上で作成し、申告はめちゃくちゃ楽でした。これもDX(デジタルトランスフォーメーション)のひとつです。
よく聞く言葉で「それ違うよ」と言いたいことがあります。
「税金高いなぁ」と言われると「そうですね」と答えていますが、よく見ると社会保険の負担の方が大きいです。(年収が1千万円以下の方でしたら、所得税・住民税の合計額よりも社会保険料の負担の方が大きいです。)
確定申告も、給与所得者は他の所得が20万円以内なので確定申告をしなくても大丈夫です。
確かに、所得税はそれで良いのですが、住民税の申告はすべての所得について申告をしないとなりません。(住民税の申告書は、市ごとにフォームが違っており当事務所では対応出来ていません。システムが対応していません。)
医療費控除やふるさと納税、雑損控除を行う場合には、すべての所得を載せないといけません。これらは確定申告をすることにより控除が認められるものです。こちらの資料だけ出して、他の少額の所得を出さない場合もあります。申告をする場合はすべての所得を出さないとなりません。(雑所得に該当する場合には注意が必要です。)
税金以外のことを踏まえて全体像を考え行動しましょう。
可処分所得の最大化を考えて、心にゆとりがある生活を提案しています。
税金が安くなるからといって、小規模企業共済や生命保険に加入して資金が不足して借入をしてまかなっていた場合は本末転倒だと思います。仕事のしすぎで体を壊すのも問題です。ここ最近、「ライフワークバランス」を意識しはじめました。
全体像や将来像を踏まえて「どうしたいか」を意識して動くようにしています。
一番簡単な方法は、「メモ帳に何をしたかを書くことです。」ときどき見返してみる。私も、2015年のノートを見返してようやくやりたいことを牛歩のようにやっていると感じます。
来年も一緒にコロナ禍を乗り越えていきましょう。
CFP® 望月貴之
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令和 4年 12月号 『個人の確定申告まで残り1か月です 早めに相談して頂けると助かります』
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- 令和 6年 2月号 『原点回帰の旅へ(後編)』
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- 令和 5年 9月号 『電子納税の勧め』
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